右肩上がりに成績を上げ、現在J2で自動昇格圏内となる2位につける松本山雅。
好調の要因の一つにセットプレーが挙げられるのだが、先週末に行われた水戸ホーリーホック戦でこんなシーンがあった。
0-0で迎えた50分、松本はコーナーキックを獲得すると…
8人のフィールドプレーヤーがペナルティエリア内で一列に!
選手たちはまるで「Choo Choo TRAIN」のダンスをするかのように身を寄せ合い、ボールが蹴られるやいなや様々なポジションへ散っていった。
こうした動きは相手のマークを外すためにたまにやるチームがあるが、プロで見られるのは珍しい。
結局この場面ではファーサイドで高崎寛之が頭で合わせるものの、ゴールにはならなかった。、それでもコーナーキックの際に変化をつけることの多い松本らしい個性的なプレーであった。
なお、試合は0-0で終了。
試合後、松本の反町康治監督は「CKを含めてセットプレーのチャンスも多かったですが、ほとんど触れなかったことは武器にしている割にはつらいところかなと思います」と振り返っている。