『Africanfootball』は「リオ五輪に出場しているナイジェリア代表チームは、連盟から手当の一部を受け取った」と報じた。
現在行われているリオ五輪において、日本とスウェーデンに連勝するなど大きな活躍を見せているナイジェリア代表。
しかしその一方で、開幕前には到着がギリギリまで遅れたほか、監督やスタッフの給与は5ヶ月止まっており、選手らの活動費も届いていない状況だった。
一説にはサムソン・シアシア監督がスウェーデン戦を最後に辞任するという意思を固めていたとも言われ、それをミケルら選手が止めているとも。
だが、記事によればついにナイジェリアオリンピック委員会が代表チームにこの11日間の活動費を支払うことに成功したようだ。
すべての選手に対してそれぞれ1650ドル(およそ17万円)が手渡されたとのことで、これで当面チームの状況は改善されることになる。
実はチームは最後のコロンビア戦をボイコットするのではないかとも言われており、これによって無事に試合が行われることが確実となったようだ。
日本がグループ2位に入るためには、最低でもナイジェリアがコロンビアに負けないことが必要になる。
そういった点を考えれば、ナイジェリアに一部とはいえ資金が届いたことは前向きな状況と言えそうだ。