こんにちは、せかされないと記事を書かない駒場野です(苦笑)。

相変わらずネタの空振りを続けているのですが、そんなこんなでいよいよリオ五輪です。リオが終われば次は4年後の東京、会場は未だに本格着工ができていない新国立競技場……ああ、コラムの積み残しを考えるとまた頭が割れるように……。

まあ、それはともかく。

開幕直前という事で、まずはこのリオ五輪を楽しむための企画と言えば、普通にメダル予想な訳です。もちろん、全ての選手に全力を出し切ってもらいたいと思いますし、間違いなく「参加する事に意義がある」のですが、やはり勝負ですからね。

そこでこのQolyでも、外国メディアでの男女サッカー・メダル予想を紹介します。最後に一つおまけも。

グレースノートは手堅い予想


≪インフォストラーダスポーツがグレースノートに変わった事を示すバナー≫

まずは、グレースノート社のスポーツデータ部門の予想です。

ここは以前、「インフォストラーダスポーツ」という独立した会社でした。これが企業買収によってアメリカ資本の音楽データ管理会社、グレースノートに統合されましたが、スポーツデータ部門は今でも従来通りにオランダを本部として活動を続けています。

そして、ここが過去15年にわたってオリンピックやFIFAワールドカップにデータを提供したオフィシャルデータベース企業で、私にとっては「FIFA.com」での代表戦取材を依頼してくれたクライアントです。

この「データベースのプロフェッショナル」、グレースノートはマスメディアや各国のオリンピック委員会などに結果予測を提供しているのですが、その概要は自分のサイトで公開しています。

そこで、ここから男女サッカーの結果を拾ってみました。

<表1>グレースノートのリオ五輪サッカー男女メダル予想

グレースノートが公開しているのは、メダル獲得数で上位10位までに入る各国のメダル内訳だけ。なので、結果として男子の銅メダルが分かりませんでした……つまり、残念ながら日本は入っていません。

そのグレースノートの優勝予想は、男子が開催国ブラジル、女子がアメリカという、とても手堅い予想。「セレソンが最後に残した国際大会のタイトル」とも呼ばれる五輪の金メダルに、初の自国開催で挑みます。

ただ、みんなが優勝を信じ切って、選手もその熱狂に巻き込まれた結果が、一昨年のW杯だったとすると……あの再現はもうせずに済むんでしょうか。その「マラカナッソ」の主役、ドイツ代表が決勝の相手と予想されています。「西ドイツ」の最後に銅メダルを獲得した1988年ソウル大会以来の本大会出場ですが、「夢はもう一度」なのか。

一方、女子はアメリカの4連覇と予想。男子より1日早く始まったグループリーグでも、初戦でカリー・ロイドとアレックス・モーガンが決めてニュージーランドに2-0で勝ちました。2011年の自国W杯で日本に負けてロンドン五輪に出られなかったドイツが男女アベックでの銀メダルです。

なお、グレースノートの予想は、大会が始まると「ヴァーチャルメダルテーブル」になります。大会中はぜひご利用下さい(笑)。

Gracenote Virtual Medal Table (VMT)
http://sportsdemo1.gracenote.com/documentation/vmt/

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