こんにちは、駒場野です。

「Jリーグの新スタジアムをつくろう!」企画、第1回の「吹田、八戸編」を多くの皆さんが読んでくださった事に御礼を申し上げます。特に、開場前から既に高く注目されていた市立吹田スタジアムのガンバ大阪サポーター以上に、青森県外での情報が比較的少ない多賀地区多目的運動施設(スタジアム)でJリーグ入りを目指すヴァンラーレ八戸サポーターの方からの反応を多くいただきました。

さて、第2回の「北九州、今治編」も準備していますが、その前に。

いよいよ8日、注目のサッカー映画『ペレ 伝説の誕生』が全国で劇場公開。既にQoly編集部ではその紹介記事が書かれていました。

今、なぜペレなのか…映画『ペレ 伝説の誕生』一般試写会が開催!(プレゼントあり)
https://qoly.jp/2016/06/21/pele-birth-of-a-legend-preview

この映画のメディア向け試写会、予告編を上映していた「ヨコハマフットボール映画祭」からのお誘いで、私も編集部同行でお招きいただきました。なので、一般公開に合わせて、改めてこの映画を紹介します。

ドリームストーリーは突然に

この映画の冒頭シーンは、1958年のスウェーデンW杯準決勝、ブラジル対フランスの選手入場です。満員のスタジアムの中、史上最年少先発と紹介されたエジソン・ナシメント少年はプレッシャーに押し潰されそうになりながら、回想を始める……それは8年前のW杯、勝つか引き分けで優勝という「事実上の決勝」の当日へと飛びます。

自国開催での優勝を疑わなかった人々へラジオが伝えたのは、ウルグアイに逆転を許した「マラカナンの悲劇」。敗戦にうちひしがれ、それまでの喜びが消えた町の光景を移した後で、少年は父にこう言います。

「僕がブラジルをW杯で優勝させる」

映画『ペレ 伝説の誕生』
© 2015 Dico Filme LLC

少年は町で成長し、いくつかの困難を経験しながら、故郷を離れてサントスFCへ。そしてあるキーワードをきっかけに一気にその才能が開花しますが、それは「禁じられた切り札」……という葛藤とともに、エジソン君は世界の舞台へ登場し、「ペレ」になっていきます。

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