『AAP』は「アトレティコ・マドリーの元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスは、より公平な経済を望んでいる」と報じた。
現在オーストラリアでプレシーズンツアーを行っているアトレティコ・マドリー。金曜日にトッテナム・ホットスパー、日曜日にメルボルン・ヴィクトリーと対戦する。
フェルナンド・トーレスはかつて大きな移籍金でリヴァプール、チェルシーに移籍した経験を持っているが、自身が育ったアトレティコに戻ることを熱望し、その夢を叶えた。
記者会見に臨んだトーレスはその選択について以下のように語り、もっと公平さを大事にしていく責任があると話した。
フェルナンド・トーレス
「生活の中では、時に何か違ったものが必要だと感じることがある。
それは、ある場所でしか見つけることができないものであったりする。僕の場合、そこはアトレティコ・マドリーだった。
サッカーはより大きく、より強くなっている。ビッグクラブは容易に更なる大きなお金を得ている。それは問題だ。
彼らはお金を持ち、それを支払う。ただそれをやっていく。
僕の希望は、クラブのレベルをより平準化することだ。ビッグクラブとスモールクラブの間に大きな格差がある。
同じコンペティションでプレーしているというのに。それは公平ではないよ。
我々は、他の者を助ける責任がある。多くの選手がそうしている。財団を作っている。出来るだけの助けをしている。
僕はフエンラブラダで育った。労働者階級の人々が住む、マドリード南の地区だ。道を開くことが、どれだけ難しいものであるかを知っている」