『ESPN』は「バイエルン・ミュンヘン新監督のカルロ・アンチェロッティ氏がインタビューに応えた」と報じた。
マンチェスター・シティに去ったペップ・グアルディオラ氏の後を継ぐ形で、初のブンデスリーガでの指揮を選択したアンチェロッティ氏。
スペインの名指揮官によって組み上げられたチームをどう率いていくかと聞かれると、今あるものを大きく変えたくはないと語った。
カルロ・アンチェロッティ
「私は革命を起こしたくはないのだ。なぜなら、このチームは直近の3年間、ペップ・グアルディオラ監督とともに素晴らしいプレーをしていたからだ。
私は、それを大きく変えたいとは思わない。もちろん、自分のアイデアは加えていきたい。選手はそれに納得する必要がある。
それを試してみたあと、その方針を続けようとするだろう。なぜなら、それは良い道だからだ。私の考えではね」
(守るのは簡単?)
「もちろん。ボールを持つのはより困難になる。創造的にならなければならない。
ボールがなければ、守ればいい。それはより容易なことだ」
(EUROではカウンター攻撃が話題になった。サッカーがより守備的な方向に行くことを恐れている?)
「私はそれを恐れてはいないよ。サッカーは常にそういうものだ。ポゼッションが最高だと言われる時期もあれば、カウンターが最高と言われる時期もある。それがサッカーだ。何のニュースもない」