『Telegraph』は「カルロ・アンチェロッティ氏は、スペイン代表は2012年ほどアグレッシブではないと話した」と報じた。

現在行われているEURO2016は、ついにグループリーグが終了し決勝トーナメントへと突入している。

そこで大きな話題になっているのは組み合わせだ。なんというか、強豪の一部がちょこちょこ黒星をコレクションしたおかげで片方の山が厳しくなりすぎているのだ。

特にイタリアとスペインの試合についてはこの段階で実現するのがもったいないとも言えるカードで、大きな注目を集めている。

カルロ・アンチェロッティ氏はこの試合について以下のように語り、スペインは4年前より隙が大きいと話した。

カルロ・アンチェロッティ

「私は言い続けてきた。月曜日のスタッド・ドゥ・フランスで行われるEURO2016のセカンドラウンド、イタリアは本当に厳しい相手(スペイン)に当たったとね。

自分の反応はそうだった。しかし、スペインも本当に厳しい組み合わせになったともいえる。

イタリアはおそらく彼らの守備における強みを活かしてくる。ラインの間のスペースを消してくる。彼らにはポゼッションを保とうとする選手はいない。

スペインは変化することができない。彼らのプレーは1種類しかない。隙を見つけて、パスを送ること。ボールを保持すること。

彼らはこの数試合で少し変化をさせようと試みてきた。もっとアルバロ・モラタにダイレクトパスを送ろうというものだ。彼はいいプレーができる素晴らしい選手だ。

レアル・マドリーでは多くのチャンスを与えなかったが、彼は賢い男であり、ボックスの中で生きることができる。レヴァンドフスキのようにね。

スペインは中盤をコントロールするだろう。それは間違いない。アンドレス・イニエスタとセルヒオ・ブスケツは何年もそれをやってきた。

しかし、私は気付いているのだ。このチームは、4年前よりもアグレッシブさを欠いていると。ボールを奪い返さなければならない時にね。

おそらく、イタリアはそれを彼らのアドバンテージとして利用してくるはずだよ」

【厳選Qoly】インドネシアの帰化候補「150人超」に対し…帰化して日本代表になった7名