22日、『Sky Sports』は「元レアル・マドリー監督のカルロ・アンチェロッティ氏は、ノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールの獲得は広報活動のためだったと暴露した」と報じた。
15歳でプロデビューを果たし、神童と呼ばれたウーデゴール。2015年1月にレアル・マドリーと契約したが、トップチームではまだ1試合しか起用されていない。
その際の監督を務めていたのはカルロ・アンチェロッティ氏。彼はそのシーズンでチームを離れ、1年間充電を行ったあと、来季からバイエルン・ミュンヘンを指揮することが決まっている。
それを前にしてアンチェロッティ氏は『Quiet Leadership』という書籍を出版し、自身のキャリアについて語っている。
Will announce the winner of the signed copy of Quiet Leadership at 12 noon so we can get it in the post today. #FDCA pic.twitter.com/exNuH17So3
— Waterstones Sports (@WstonesSport) 2016年6月17日
記事によれば、その中にこのような記述があったとのことだ。
カルロ・アンチェロッティ
「フロレンティーノ・ペレスがノルウェーのサッカー選手を買うと言ったならば、単純に言って、誰もがそれを受け入れなければならないのだ。
さらに言えば、会長は彼をファーストチームで3試合をプレーさせるべきだと言った。それは公的関係によるものでね。
彼は世界で最高の選手になることができるだろう。しかしながら、私は気にしなかった。
なぜなら、彼が私が求めた選手ではなかったからだ。契約は広報活動のために行われたのだよ」