--DAZNのサービスについて
Performジェームズ「DAZNは非常にシンプルなサービスです。統一の価格で権利をどこかに分割するつもりもありません。
なので我々のサービスを買っていただければJ1、J2、J3、そしてUFC(アメリカの総合格闘技)やVリーグ(日本のバレーボールリーグ)など国内外の様々なコンテンツを一つの価格でということになります」
--スマートスタジアムについて
Jリーグ村井「さきほど質問があったように、行政所有が大半のスタジアムにおいてWi-Fi化を進めていきますので、最終的には全部はこちらでは決めきれない、相手の合意が必要だという前提ですけれど、なるべく早くそれを整備したいと思っています。
というのも早くWi-Fi環境が整えば多くのファンやサポーターが10年のうち長い期間楽しむことができます。
そうすると、PerformさんとWin-Winの関係を築くためにも、初期投資を大きく取って早く進めるというのにプライオリティを置きながら考えています。
ただ最終的には10年かかっててしまう地域やクラブも出てくるかもしれませんが、均等に分散していこうとは思っていません。具体的なシミュレーションはまだできあがっていません」
--NTTの強み
NTT鵜浦「スタジアムでの高密度Wi-Fiというのは、例えば西武スタジアムでもいろんなモデル的にやってございますので、おそらく現在国内で高密度Wi-Fiを実行できる最高の技術力を持ったグループであろうとは思っています。
いくつかお話ししましたように、様々な映像のコンテンツをどういった形でファンに楽しむのを作っていくかということについても、当社の研究所の技術がPerformさんとの技術提携するなかでいろんなことができるんではないかという可能性を感じています。
いずれにしても、10年間の間に『あ、こんなことができたんだ』という新しい楽しみ方を皆さんにお見せできればと考えているところであります」