『Bild』は「元ドイツ代表MFギュンター・ネッツァーは、マリオ・ゲッツェがバイエルンに来てから成長していないと語った」と報じた。

ボルシア・ドルトムントで若くして中心的な存在となり、2013年にバイエルン・ミュンヘンへと移籍。2014年ワールドカップでは決勝の延長戦でゴールを決め、英雄にもなった。

しかしクラブレベルではなかなか思ったほどの飛躍を遂げることが出来ず、怪我にも悩まされた。今夏は恩師ユルゲン・クロップのリヴァプールやユヴェントスなどへの移籍が噂されている。

バイエルンとの契約は2017年夏までとなっており、移籍金が発生するのはあと2回のマーケットだけである。

ギュンター・ネッツァーは取材に対して以下のように話し、ゲッツェはバイエルンに来てから成長が見られない状況になっていると語った。

ギュンター・ネッツァー

「ゲッツェからは、まだ昔の自分を探しているという感じを受けるね。彼はバイエルン・ミュンヘンにやってきてから、あらゆる面で成長していない。

彼は、バイエルンで受ける期待の中で本当に生きることが出来ていないのだ。

ゲッツェがバイエルンから去るべきなのかどうか。それは彼の性格次第だろう。簡単なステップにはならない。

ドイツに残るのか、それとも国外に行くべきなのか? 他のリーグに移籍することは、多くの選手にとっていいことだ。特に、証明できるものを持っている選手にはね。

ペップ・グアルディオラ前監督は言っていた。

『マリオ・ゲッツェは、リオネル・メッシの次にベストプレイヤーだ』と。そして、私もそのコメントに同意できる。信じられないスキルを持っている。

しかし、それらは使われていない。ピッチ上で彼を見ているときにはね。ゲッツェはもう一度最初から自分を証明しなければならない」

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