『The SUN』は「ストーク・シティは、アル・アハリに所属しているエジプト代表FWラマダン・ソビヒの獲得に向けて入札を行った」と報じた。
その額はおよそ350万ポンド(およそ5.4億円)。アル・アハリにとっては比較的高額なものといえるが、クラブ史上最高と呼ばれる天才の獲得には足りないかもしれない。
ラマダン・ソビヒは1997年生まれの19歳。アル・アハリの下部組織出身で、17歳でトップチームにデビューし、すでに中心的な存在になっている「天才」である。
高いテクニックとゲームビジョンから『新しいムハンマド・アブトリカ』と言われており、すでにフル代表でも6試合に出場。マフムード・ハッサン『トレゼゲ』と並んで、近年のエジプトでは有数の若手である。
先日は高校のテストがあったためにフル代表の試合をスキップせざるを得なくなったことでも大きな話題になった。
高校のテストのせい!代表戦に出れなくなっちゃった18歳の超新星 https://t.co/qGvc1iv2le pic.twitter.com/oLSBrvqBVk
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年5月29日
しかし、一方でエジプト国内の方面では「ウディネーゼのスポーツディレクターを務めているレオ・ボナートが、ラマダン・ソビヒの獲得を検討していることを明らかにした」と報じている。
『Kingfut』は彼に対してウディネーゼが強く関心を抱いていることを明かしており、今後契約に向けて動く可能性が示唆されている。
アーセナルやチェルシー、ローマもスカウトを送っているといわれるソビヒ。天才高校生の今後の動きには注目が集まりそうだ。