『BBC』は「エジプト代表のヤングスターであるFWラマダン・ソビヒは、高校の試験を受けなければいけないためアフリカネイションズカップ予選を欠場する」と報じた。
ラマダン・ソビヒは1997年生まれの18歳。アル・アハリの下部組織が産んだ天才ドリブラーで、すでに代表チームでも重要な存在だ。今では欧州の強豪チームも彼を狙っているという。
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— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年4月24日
エジプト代表は6月4日にタンザニアとのアウェイゲームを控えている。ここで引き分け以上の結果を得れば、2017年アフリカネイションズカップへの出場は確定だ。
とは言え、負ければ当然敗退する危険性もわずかにある。チャドの辞退でエジプトはこれが最後の試合。一方タンザニアは2試合を残しているため、そちらが連勝した場合にポイントで並ばれてしまうのだ。
そんな重要な試合なのであるが、エジプト代表のディレクターを務めるイハーブ・リーフタは以下のように話し、ラマダン・ソビヒが招集できなかったと残念なコメントを発表した。
イハーブ・リーフタ
「彼は、高校の試験のためにエジプトに残らなければいけない。ラマダン・ソビヒは次の試合でプレーすることができないのだ。
試合は6月4日。彼の試験は6月5日だ。そして、我々は試合の後にそのまま帰ることができる飛行機のチケットを手配できなかった。よって、彼はエジプト代表に加えられない」
なお、すでに海外組の6名については発表されているが、国内の選手については今週末のリーグ戦が終わったあとに招集リストが公開される予定となっている。