(トレーニングパートナーについて)
U-19の選手から4人連れて行きます。
これはアジア最終予選を勝ち抜いた後、18人でしかオリンピックの準備期間を考えた時になくてはならないところのパートナーを田嶋会長からすかさず『若い選手を連れて行ったらどうだ』という提案がありまして、そこに甘えさせてもらった形にもなります。
リオの五輪の後は東京オリンピックということを考えれば、ここでこのオリンピックチームに絡ませることは非常に重要なことだなと思ってますし。
今アメリカでU-19は最終予選に向け準備してますけども、またその最終予選に向けて万全な体制というところにも繋がればいいなと思うし、そして東京オリンピックに是非繋げてもらいたい、と。
GK:
杉本 大地(徳島ヴォルティス)
DF:
小島 雅也(ベガルタ仙台)
MF:
渡辺 皓太(東京ヴェルディユース)
冨安 健洋(アビスパ福岡)
FW:
小川 航基(ジュビロ磐田)
※杉本はバックアップメンバーも兼ねる
彼らを連れていきます。以上でメンバー発表を終わります」
(質疑応答が始まる)
―まずメンバーについて。最終的に決まったのはいつなのか、最後まで悩んだところはどこなのか、ということをお伺いしたいと思います。東京五輪についてという話が出てますが、オーバーエイジの選考で、今回当初監督が構想されていた状況からは違う選考になったと思います。来ると決断してくれた選手は実力もありますし出したクラブにも敬意は必要かと思いますけど、オーバーエイジの選び方について東京五輪に向けて改善点なり定義があれば教えてください。
手倉森「まずメンバーを確実に決定したのは、『よし、寝る!』と思った時ですね。昨日の深夜。
自分の中で決めて寝ました。選ぶのに難しかったのは、南アフリカ戦でのそれぞれのパフォーマンスを見せつけられた時に、ここから絞らなければいけないのかという思いに駆られてね。全ての選手に対して思い悩みました。
そのなかでもね、高いパフォーマンスをしてくれたDF中谷進之介。プラスここには来なかった岩波の回復状況というところで、こればっかりは予測での計算しかできないので、そこを決断するにあたって自分としては慎重だったし大きな決断だったなと思いますよね。
東京オリンピックへのオーバーエイジの提言というのは、今はリオのことしか考えてない…すみません」