22日、フランス・リーグアンのモナコは「マルセイユからフランスU-21代表DFバンジャマン・メンディを獲得した」と報じた。

バンジャマン・メンディは1994年生まれの21歳。育成の名門ル・アーヴルから2013年にマルセイユへ移籍し、若くして左サイドバックのレギュラーを獲得した選手である。

まだフル代表には入っていないもののU-21では主力を担っており、各国のビッグクラブが狙う有力若手としても知られていた。

セネガルにルーツを持っていることから身体的な能力に恵まれている。豊かな体格を持ちながらも運動量とスピードにも優れ、攻撃参加に魅力があるタイプだ。

モナコとは5年間の契約を結んだとのことで、移籍金などについては公表されていない。

今季モナコはレアル・マドリーからポルトガル代表DFファビオ・コエントラォンを借りていたものの、終盤には怪我で離脱しており、買い取りの可能性は低いと考えられている。

また、同日モナコは「元フランス代表MFジェレミ・トゥラランがチームを離れる」と公式発表した。

マラガから2013年にモナコへ加入したトウラランは、キャプテンも務めるなどチームの中心的存在として活躍を見せてきた。

しかし今季を最後にチームを離れることを決断し、モナコ側に退団を求めたとのこと。クラブ側はこれまでの貢献を尊重し、それを受け入れたようだ。

移籍先は同じフランスのボルドーであると発表されており、今後これらの動きが注目されることになるだろう。

ディレクターを務めていたクロード・マケレレ氏がチームを離れるなど、今夏も大きな改革が予想されているモナコ。2016-17シーズンのメンバーはどのような形になるのだろうか?

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