『Mundo Deportivo』は「フランス・リーグアンのリヨンに所属するDFサミュエル・ウンティティは、すでにバルセロナ加入に合意している」と報じた。
記事によれば、ウンティティ側は個人の条件を受け入れ、5年の契約にサインする手はずが整っているとのことだ。
止まっているのはクラブ間の交渉で、リヨン側との移籍金をめぐる話し合いがまだ完了していないようだ。
バルセロナ側は2500万ユーロ(およそ29.7億円)、ボーナスを含めて最大3000万ユーロ(およそ35.6億円)という条件で交渉を終わらせたいという。
早ければ今週中にも取引を完了させたいというのがバルセロナの希望であるとのことだが、進展はいかに?
なお、センターバックについてはハビエル・マスケラーノの慰留、そしてマウリシオ・レモス(ラス・パルマス)らと並行しての進行になっているようで、この3者の動向が互いに影響していくことになる。
また、同じく『Mundo Deportivo』は「バルセロナがセビージャのフランス代表FWケヴィン・ガメイロ獲得に向け、少なくとも1回の会談を行っている」と報じた。
今季公式戦52試合に出場し29ゴールを決めたガメイロは、以前からバルセロナの関心を集めていると伝えられていた。
『MSN』のサブを受け入れられるという言質、そして3トップのどこでもプレーできる応用力が評価されているという。
しかし、その移籍金は非常に高額。セビージャが設定している契約解除条項は4000万ユーロ(およそ47.5億円)になっている。
バルセロナ側は2500万ユーロ(およそ29.7億円)という価格を希望しており、その溝はまだ埋まっていないとのこと。
こちらについてはウンティティとは逆にかなり厳しい交渉が続いているようだ。