『Mundo Deportivo』は「リーガ・エスパニョーラのバルセロナは、リヨンのフランス代表DFサミュエル・ウンティティの獲得に近づいている」と報じた。

サミュエル・ウンティティは1993年生まれの22歳。カメルーンの生まれであるが2歳でフランスに渡り、リヨンの下部組織で育成されてきたディフェンダーだ。

元々はFWであったが、その後左ウイング、左サイドバックと徐々にポジションを下げ、プロに入ってから数年後にセンターバックとして定着した。

181cmとサイズには恵まれていないが、豊かなスピードとビルドアップ能力、そして元アタッカーならではの攻撃力を備えている選手だ。

2013年のヨーロッパリーグ、トッテナム・ホットスパー戦で決めた芸術的ボレーシュートは、UEFAのベストゴール集にも選ばれている。

バルセロナは現在彼の獲得に向けて2000万ユーロ(およそ24.7億円)という金額を提示しており、かなり契約に近づいているとのことだ。サインに至った場合、期間は5年になると予想されている。

これまでジョン・ストーンズ(エヴァートン)、マルキーニョス(PSG)、エメリク・ラポルト(アスレティック・ビルバオ)などに関心を寄せていたバルセロナであるが、それよりもかなり安く獲得できるウンティティに狙いを定めたようだ。

【厳選Qoly】東南アジア最強を決める三菱電機カップで日本出身選手が躍動!活躍する日本出身の5選手を紹介