『worldsoccertalk』は「ドイツの企業Wolfgang Kauは、EURO2016におけるゴール判別システムの導入過程に不正があったと訴えた」と報じた。
Wolfgang Kauは現在ドイツの反カルテル事務所に訴状を提出していることをメディアに明かしているようだ。
その内容については現在事務所が精査しており、今後法的行動に出るかどうかを決定する事になる。
現在行われているEURO2016ではゴール判別システムが導入されている。そのベースは日本企業ソニーの子会社が開発したホーク・アイ・システムが採用された。
しかし、Wolfgang Kauはその導入プロセスが「欧州の規則に従った公平なものでなかった」と発表している。
- すでにフランス・リーグアンではGoalControl 4D(ホーク・アイ・システムとは別の企業によるもの)が導入されていたにもかかわらず、違ったシステムを導入し、1800万ユーロ(およそ21.4億円)の余分なコストを支払っている
- ソニーはUEFAの主要スポンサーである
という二点を問題とし、この決定のプロセスは不公平な形で行われたという主張を行っているとのことだ。