『Gazzetta dello Sport』は「イタリア・セリエAのローマは、ミラレム・ピャニッチ退団に備えている」と報じた。

現在ローマには大きな退団の噂が2つある。

ひとつはベルギー代表MFラジャ・ナインゴランだ。こちらはアントニオ・コンテ氏が熱望しており、チェルシーがかなり大きな額を提示していると言われている。

ナインゴラン本人もオファーを認め、さらにエデン・アザールとティボー・クルトワからも誘われていることを明らかにした。

そしてもうひとつは、ボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチだ。

今、欧州の頂点を狙うユヴェントスが彼の引き抜きに向けて激しい動きを見せており、その退団はますます現実的になっているという。

そこでローマが後釜として狙っているというのが、ベルギー代表のMFアクセル・ヴィツェルであるという。

ポジションとしてはやや違うものの、彼はルチアーノ・スパレッティ監督にとってはゼニト・サンクトペテルブルク時代の教え子であり、その性格や能力を熟知している選手だ。

ただし、価格についてはやはりこれまでどおり問題になってくる。移籍金はおよそ2000万ユーロ(およそ24億円)程度になると考えられており、ローマがポンと出すには厳しい額となっている。

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