2006年ワールドカップで優勝したイタリア代表の主将で、引退後は指導者に転身したファビオ・カンナヴァーロ監督が再び中国に戻るようだ。

自身のTwitterに、「中国での準備、天津権健と新たな経験の始まりだ」とツイートした。

天津権健は2006年に創設され、2011年から2部リーグに所属している。

これまで1部に昇格した経験はないが、今年はブラジル代表やレアル・マドリーの指揮官を歴任したヴァンデルレイ・ルシェンブルゴ監督を迎え、さらに2部にして元セレソンのルイス・ファビアーノ、ジャジソンを獲得し大きな話題を呼んだ。

しかし、ここまで12試合を終えて4勝4分4敗の8位に沈んでおり、先週金曜日の試合に敗れたことでクラブは今週、ルシェンブルゴ監督を解任。新たにカンナヴァーロ監督を招へいしたようだ。

カンナヴァーロ監督は2014年、恩師マルチェロ・リッピ監督の後を引き継ぎ広州恒大の指揮官の就任したものの、翌年解任。その後、サウジアラビアのアル・ナスルで指揮を執ったが、今年2月、わずか4か月で契約を解除していた。

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