7日、市立吹田サッカースタジアムでキリンカップの決勝を戦う日本代表。

その相手はボスニア・ヘルツェゴビナ代表に決定した。

デンマークとの準決勝で一時は0-2とされながらも同点に追いつき、PK戦で勝利したボスニア・ヘルツェゴビナ。日本代表のヴァヒド・ハリルホジッチ監督にとっては母国であり、運命的なものを感じているに違いない。

そんなボスニア・ヘルツェゴビナ代表だが、来日メンバーのなかにはエディン・ジェコやミラレム・ピャニッチといったワールドクラスの名前はなかった。

先月29日(日)に行われたスペイン戦に向け同国は32名の招集メンバーを発表していたのだが、多くの主力がこの試合をもって離脱。日本にやって来たのは一部のメンバーだけであったのだ。

では、今回の来日したボスニア・ヘルツェゴビナ代表メンバーはどれだけ“本気"なのだろうか?

世界のサッカーを網羅するQoly編集部のボスニア担当編集部Sが、来日メンバーの充実度を100点満点で採点する。

編集部Sの採点

本気度はズバリ…30です。

※ボスニア・ヘルツェゴビナ代表の招集メンバーはこちらから

編集部Sのコメント

2014年のワールドカップで悲願の初出場を果たしたボスニア・ヘルツエゴビナ。

唯一の初出場国、あるいはその攻撃なスタイルで注目を集めたものの、本大会ではグループステージでの敗退が決定していた。

直後に始まったEURO2016予選ではスタートダッシュに失敗し、チームをワールドカップに導いたサフェト・スシッチ監督を解任。メフメド・バズダレヴィッチ氏を新監督に招聘し立て直しを図るも、アイルランドとのプレーオフに敗れ本戦への出場権を逃している。

そうした状況のなか、ボスニア・ヘルツェゴビナのキリンカップ出場が决定。

ヨーロッパではこの9月から2018年ワールドカップに向けた予選がスタートするため、ボスニアにとって今回のキリンカップはそこに向けた強化という位置付けであろう。

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