『Le Parisien』は「フランス代表FWアテム・ベナルファは、いつかメッシやロナウドのレベルに近づきたいと話した」と報じた。

かつてリヨンの下部組織で育成され、『天才』と高く評価されたベナルファ。しかしその後は態度の問題が多く報じられるようになり、イングランド移籍後も幾つかのトラブルを起こしてきた。

しかし昨年1月、ニースへの移籍がFIFAに認められなかったことから半年間の無所属を経験。それが今季の鮮烈な復活を導き、フランスリーグで大きなインパクトを残した。現在は18ものクラブからオファーを受けているという。

34試合で17ゴールという記録を残し、そしてチームを4位という好成績に導いたベナルファ。彼は『Le Parisien』に対して以下のように話し、今はサッカーに集中できているんだと明かした。

アテム・ベナルファ

「僕はまだリオネル・メッシやクリスティアーノ・ロナウドのレベルからは遠く離れている。しかし、彼らを捉えるまでにはまだ何年間もあるよ。それが、自分の目標なんだ。

まだ、自分のベストには到達していないと思う。あらゆることが可能だ。24~25歳のように感じているんだよ。成熟し始めた頃だ。成長してきたと思うし、次のステップを踏み出す準備もできているよ。

新しい強さを得たんだ。平和と、そして冷静さだ。それを見つけたんだよ。

僕はまだまだ良くなるし、そのために努力している。そこに到達できると自信を持っているんだ。

メッシと僕の間には多くの似た部分がある。ドリブルの方法、そしてピッチの上での視点。しかし、我々はお互いにそれぞれ違った試合をしている。

僕は完全にサッカーに集中している。それが、自分の成長の全てだ。昔は他のものに気を取られていたんだ」

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