『Gazzetta dello Sport』は「フランス代表MFアテム・ベナルファは、マリオ・バロテッリに対してアドバイスを送った」と報じた。
リヨンでデビューを果たしたアテム・ベナルファ。カリム・ベンゼマとともに期待の若手と高い評価を受けたものの、各方面から態度の問題を指摘されるなど、「悪童」としても有名になってしまった。
2010年に移籍したイングランド・プレミアリーグでは苦しい時期も過ごし、特にハル・シティでは半年でわずか8試合しか出場できない状況に。
さらに、2015年1月にニースと契約した際には「リザーブリーグでの出場が公式戦として扱われる」という不可解な状況に直面し、半年間の浪人も経験することになった。
長い困難を乗り越えた彼は今季ニースで大復活を遂げ、シーズン17ゴールを奪取。今夏はフリーエージェントであることもあって、バルセロナやパリ・サンジェルマン、古巣のリヨンなどから誘いがあるとも言われる。
インタビューに答えたベナルファは以下のように話し、同じように態度の問題を指摘されるバロテッリに対してアドバイスを送っている。
アテム・ベナルファ
(自分のキャリアの中で、何か間違ったことをした?)
「僕は若かった。プレッシャーや悪評に対応する準備ができていなかった。時に僕は遠くを見すぎていたし、プレーできなかった時にはすぐに焦れったくなって、チャンスを待つことができなかった。
自分の道筋は浮き沈みが激しかった。僕はとても早くキャリアを進めていったが、すぐに落ちていった。
多くの過ちから僕は学んできた。しかし、それも人生であるし、自分としては後悔していないよ」