『Wales online』は「スウォンジー・シティの韓国代表MFキ・ソンヨンは、来季のプレシーズン序盤を欠場することになった」と報じた。

今月初めに兵役のために帰国し、プレミアリーグ最終節をスキップしたキ・ソンヨン。当初フランチェスコ・グイドリン監督の発表では「来季のプレシーズンに間に合わせるために早めた」ということだった。

ロンドン五輪で銅メダルを獲得したために兵役は免除されているが、それでも4週間の軍事訓練は受けなければならないため、大きなコンペティションのないこの時期に消化するという方針である。

ところが今回の報道によれば展開は一転。キ・ソンヨンは兵役に入るスケジュールを延期し、来季のプレシーズンに間に合わないことが決定したという。

その理由は代表チームだ。韓国は6月1日にザルツブルク(オーストリア)でスペインと、5日にプラハでチェコと対戦する予定になっている。

キ・ソンヨンはそれに招集されたことで、6月13日から4週間の訓練を受けることを決断。そのために7月中旬まではピッチに戻れず、プレミアリーグでのシーズンのスタートを遅らせることになった。

取材に対して彼は以下のように話し、この決断はキャプテンとしてのチャンスを逃さないためのものだと語ったという。

キ・ソンヨン

「チームのキャプテンとして、僕はこのチャンスを逃したくなかった。ヨーロッパの強豪と戦う機会を。

個人的にも、僕はこの2チームと対戦したかった。キャプテンとして、軍事訓練に入る前にチームメイトとプレーしたかった。したがって、6月13日から軍事訓練に入ることにした」

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