23日、『FOX』は「ニューヨーク・シティFCのイタリア代表MFアンドレア・ピルロは、アメリカのサッカーについて語った」と報じた。
昨年夏にユヴェントスを離れ、アメリカ・メジャーリーグサッカー(MLS)のニューヨーク・シティFCに入団したことで大きな話題を集めたアンドレア・ピルロ。
その影響もあって今回のEURO2016には招集されないことが決まってしまったが、アメリカという新しい地でキャリアを重ねている。
ピルロ、ジョヴィンコは!?イタリア代表、EURO2016に向けた招集メンバー30名を発表 https://t.co/UDTVVTA5vB pic.twitter.com/gd48Rfy3BA
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年5月24日
しかし、その次の活躍の場に選んだMLSのサッカーには、まだいろいろ思うところがあるようだ。ピルロは「文化があまりにもフィジカル的すぎる」と話し、そのために新人選手がプロのレベルに達していないと語った。
アンドレア・ピルロ
「プレーするには非常に難しいリーグだ。とてもフィジカル的で、非常に多くの走りが必要になる。
したがって、そこには多くのフィジカル的な仕事があるし、私にも求められる。自分の考えでは、プレーが少なすぎるよ。
僕が話していることは、実際のシステムや文化のことなんだ。それは、技術的なスキルのレベルが低いという意味ではないよ。
僕はただ、文化的に抜けているところがあって、それを満たす必要があるということを言っているんだ。
バルセロナのプログラムを例にあげると、彼らはただ走るだけではない練習をより多くやっている。ここではそのようなことはない。
したがって、アメリカの若い選手たちがプロ選手になる時にも、彼らにはまだ大きなギャップがある。フィールドの上でプレーするには、まだ必要な物があるんだ」