守備の不安定さと決定力の低さが重なり、ここ最近のJ1で全く結果の出ていない横浜F・マリノス。
先週末、アウェイでのヴィッセル神戸戦で0-1と勝利し6試合ぶりの白星をあげたのだが、決勝ゴールを演出したのはやはりあの男の左足だった。
0-0で迎えた23分、マルティノスがファウルを受けフリーキックを獲得すると、これを蹴るのはもちろん中村俊輔。
30mほど距離があったもののゴール前に正確なボールを供給し、最後は栗原勇蔵がヘディングでシュート!
絶妙なボールに神戸GKキム・スンギュは前に出ることができず、横浜FMが先制に成功した。
アシストをマークした直後、まるでこうなることをある程度予想していたかのように小さくガッツポーズを見せた中村。
試合後このフリーキックについて「勇蔵を狙っていた」と振り返って、やはり狙い通りのボールであったようだ。
そんな中村だが、今季はここまで「セットプレー」から数多くのゴールを演出している。