先週末に行われたJ1ファーストステージの第9節、横浜F・マリノス対湘南ベルマーレ戦。

「SKYシリーズ」という名で知られる一戦で、中村俊輔が華麗なる個人技から魅せてくれた。

0-0で迎えた43分、左サイドでボールを持った中村。

この時、中村に対しては湘南の菊池大介と奈良輪雄太が挟みこむように対応していた。

これを見た中村は…

数的不利を理解すると、左手を前方に出し背後にいた下平匠を走らせる。

さらに齋藤学も後方から走りこみ、奈良輪と菊池は横浜FMの両選手に対応せざるをえなくなった。

すると中村の周辺にはスペースが出来、一度持ち直してフリーの状態からクロス!

相手DFとGKの間を狙った素晴らしいボールに遠藤渓太が走りこむも、これは惜しくも届かず。ボールはゴール右ポストを直撃し、GK村山智彦にキャッチされた。

中村のキック精度も流石だが、一瞬のうちに状況を理解し周囲の選手を動かせたコーチングも見事であった。

なお、試合はアウェイの湘南が0-1で勝利し今季初白星を手にしている。

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