『Dominion Post』など各メディアは、「スペインの裁判所は、コパ・デル・レイ決勝戦でカタルーニャ独立旗を掲げることを認めた」と報じた。
日曜日にマドリードのビセンテ・カルデロンで行われる決勝戦。リーガ王者のバルセロナ、そしてEL王者のセビージャが戦う興味深いものとなっている。
しかしそれを前にして一つの問題が起こっていた。スペインの警察当局が「バルセロナのサポーターがカタルーニャ独立旗を持ち込むことを禁止する」と通告したのである。理由はセキュリティ上でのリスクになるというものだった。
「カタルーニャ独立旗はNO」、警察の発表にバルサが猛反発 https://t.co/uZXCs1sxIY pic.twitter.com/YPT6eO7ZG3
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年5月19日
当然これに対してバルセロナ側は反発。サポーターグループのリーダーを務めるカルレス・プイグデモントらは政府に抗議し、観戦をボイコットするとも話していた。
しかし、今回バルセロナと弁護士協会が起こした控訴審において、スペイン政府の判断が不当であるという判決が下されたのだ。
政府の試みについては明確に「表現の自由を攻撃しようとするもの」とされ、22日の試合においてカタルーニャ独立旗の掲示が可能というお墨付きが出る形となった。
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