各メディアで大きく報道された元フランス代表FWダヴィド・ジノラの事件。
木曜日に行われたマンドリュー=ラ=ナプールで行われていた試合でのプレー中に心停止を起こして昏倒し、意識を失ったのだ。
幸いにして彼はすぐに心臓マッサージを受けることができ、8分後には緊急サービスが彼の元へと到着。脳への酸素供給が長時間途切れることがなかったため、理想的とも言える状況で病院へと運ばれた。
心室細動が発生していたジノラに対しては5時間に渡る緊急手術が施され、無事に一命を取り留めることができたのだった。
九死に一生を得たダヴィド・ジノラは、手術後に自身のツイッターを更新。通常なら周りの人と神に感謝して終わるところだが・・・
Bonjour tout le monde, jamais aussi bien dormi. Tout va bien. Simplement besoin d'un peu de repos. Merci pour votre soutien magnifique...
— David Ginola (@teamginola) 2016年5月20日
Footy match in the midday sun, not very clever. Now having some tests done. Whoever voted for a World Cup in Qatar in the summer?
— David Ginola (@teamginola) 2016年5月19日
「真っ昼間の太陽の下でサッカーの試合をするのは賢くないね! いま幾つかのテストをしたよ。誰だい、夏のカタールでのワールドカップに投票したりしたのは?」
「おはよう。こんなに良く寝たことはないね。元気だよ。ちょっと休息が必要だ。みんなの大きな支援に多大なる感謝を」
フランス男子(49歳だが)の命を張ったジョーク。昏睡状態から目覚めてすぐにこのコメントができるとは、さすがジノラである。