では、『CIES Football Observatory』が発表した守備的MFとボックス・トゥ・ボックスMFのランキングをご紹介しよう。
2015-16 守備的MFベスト10
1位 アルトゥロ・ビダル(バイエルン)5大リーグ No.1
2位 シャビ・アロンソ(バイエルン)
3位 ルーカス・ビグリア(ラツィオ)セリエA No.1
4位 クラウディオ・マルキージオ(ユヴェントス)
5位 ジョルジーニョ(ナポリ)
6位 ムニル・オバディ(リール)リーグ・アン No.1
7位 ラサナ・ディアラ(マルセイユ)
8位 エンゴロ・カンテ(レスター)プレミアリーグ No.1
9位 セルヒオ・ブスケツ(バルセロナ)リーガ・エスパニョーラ No.1
10位 ユリアン・ヴァイグル(ドルトムント)
首位は加入初年度ながらバイエルンの優勝に大きく貢献したビダル。2位もパートナーであるシャビ・アロンソだ。3位から5位は“守備の国”であるイタリアから選出されており、優勝したユヴェントスのマルキージオよりもラツィオのビグリアの評価が高い。
レスターのカンテは8位、名手ブスケツは9位と低いが、ランキングを見るにドイツ、イタリア、フランス、の順に守備的MFが重要視されているリーグと捉えることも可能だろう。
なお、守備的MFの評価項目別重要度は、最高4段階で厳しさ(3)、リカバリー(3)、配球(3)、持ち運び(1)、チャンス創出(1)、シュート(1)となっている。