『FourFourTwo』は「ボルシア・ドルトムントの監督を務めるトーマス・トゥヘル氏が、退団希望を表明したマッツ・フメルスにコメントした」と報じた。
木曜日、ドルトムントの公式サイトにマッツ・フメルスがチームを離れる希望を明かしたという声明が掲載された。
そして週末に行われたヴォルフスブルク戦では、そのフメルスに対してサポーターから厳しい言葉が掲げられることになった。
[Qoly] ドルトムントのサポーター、“裏切り”のフメルスに容赦ない… https://t.co/af61mUcBEI
— Qoly.jp(コリー) (@Qoly_jp) 2016年4月30日
この試合を終えたトーマス・トゥヘル監督は記者会見で以下のように話し、フメルスに対して不満を持つことは理解する一方で、批判は少々行きすぎていると語った。
トーマス・トゥヘル
(ボルシア・ドルトムント監督)
「(退団希望を表明したフメルスに対し、ファンが不満を表明している)
彼らが不満の声を届けたいというのは、容易に想像できることだね。スタジアムの中では、非常に曖昧なムードを感じることができた。
フメルスは最初にボールを受けたときからずっと口笛を受けていた。しかし、観客の大多数は拍手でそれをかき消そうともしていた。
キャプテンがホームのスタジアムでこのような雰囲気に対処しなければならない。それは決して快適なものではない。私は、その口笛と攻撃的なチャントには行き過ぎなところがあると思うよ」
「(今後のフメルスについては?)
木曜日にあれが明るみに出てからも、強い団結の感情がある。チームは固く結合しているグループだ。マッツはチームメイトと連携できているし、通常の彼とともにプレーし続けた。何が起こったかは関係がない。
それは彼に安心感を与えたし、冷静に、そしてリラックスすることを促していた。そして、良い試合をプレーするためにね」