『Sky Deutschland』は「ボルシア・ドルトムントのCEOを務めるハンス=ヨアヒム・ヴァツケ氏が、ドイツ代表DFマッツ・フメルスの移籍について語った」と報じた。
ドルトムントには今夏の去就が注目されている3名の大物がいる。チェルシーなどが関心を寄せるというヘンリフ・ムヒタリャン、マンチェスター・シティとの接触が噂されるイルカイ・ギュンドーアン、そしてDFリーダーのマッツ・フメルスだ。
彼らの契約は2017年までとなっており、現状では移籍金を取ることが出来るのは今夏、そして来年1月のマーケットが最後になる。
彼らについて答えたハンス=ヨアヒム・ヴァツケ氏は以下のように話し、3名全てを失うことはあり得ないものの、フメルスに対しては理解しなければならない部分もあると語った。
ハンス=ヨアヒム・ヴァツケ
(ボルシア・ドルトムントCEO)
「私は、この3名全員が契約を延長し、そして来年もここでプレーしてくれるとは思っていない。しかし、全員が来年ボルシア・ドルトムントの選手でなくなるというのは、完全に問題外ではある。
マッツ・フメルスが退団するのであれば、それはバイエルン・ミュンヘンに行くことになるだろう。
彼はまだあそこでの仕事を終えてはいない。父親や母親、そして兄弟もミュンヘンに住んでいる。
ガールフレンドもミュンヘンから来た人物だ。彼ももちろんミュンヘンの男だ。多くの要素が同時にやってきている。
我々は、既に8年もの間ボルシア・ドルトムントでプレーしてきたマッツ・フメルスのような人物を受け入れなければならない。
27歳になって考えるだろう。『ボルシア・ドルトムントでずっとプレーするのか、それとも他に行くのか?』と」
「(マリオ・ゲッツェの獲得については?)
彼はここのユースチームから出てきた選手であるし、高く評価している。個人的にもね。
もし彼がマーケットに出てきて、そしてボルシア・ドルトムントに戻りたいという兆候を感じたのであれば、我々はそれに向けて議論をするよ」