昨シーズンのJ1年間順位で16位となり、今季からはJ2の舞台に戦いの場を移した松本山雅。
先週末、ホームにザスパクサツ群馬をホームに迎えて第9節を戦ったのだが、前半早々にちょっとだけ珍しいシーンがあった。
12分、松本山雅はコーナーキックを奪ったのだが…ボールの近くには工藤浩平と宮阪政樹の姿が。
長く助走を取った工藤が手を上げコーナーキックを蹴ろうとすると、宮坂がボールをちょこんと出す。そしてそのボールを工藤がマイナスに折り返し、那須川将大が強烈なミドルシュートを放ったのだが、これは惜しくもゴールマウスを外れた。
それにしても、なんとも不思議なコーナーキックであった。
もちろん変化をつけ相手のマークをズラす狙いがあったのだろうが、コーナーキックの際に2人がラインの外で並んでいるなんてあまり見ない光景である。そしてそれがショートコーナーでもないという…。
さらに、工藤と宮坂はともに右利き。立ち位置的にもちょっと窮屈そうだ。
松本は7分に獲得したコーナーキックでも、変化をつけてボールを入れている。今後もセットプレーでいろいろとやってきそうだ。