セリエA32節、エンポリはフィオレンティーナ相手に2-0の勝利を収めた。

エンポリにとっては今年1月のトリノ戦以来、実に13試合ぶりとなる白星。マルコ・ジャンパオロ監督も「リーグ最高のチームのひとつを打ち破った。素晴らしい満足感がある」などと喜びを口にしていた。

そんな快心の一戦で、エンポリの2点目を決めたのはポーランド人MFピオトル・ジエリニスキだった。

88分という時間帯に生まれたこのゴールは試合を決める一撃でもあったのだが、直後にはこんな出来事も起きていたようだ。

ゴールを決めたジエリニスキに抱き着いたのは、エンポリの控え選手であるMFアサヌ・ディウセ。18歳のセネガル人であるディウセは何を思ったのか、ジエリニスキのユニフォームをはぎ取ってしまったのだ。

これには、ジエリニスキ本人もそばにいた選手も「ダメ!ダメ!ダメ!」と慌てていたが、アントニオ・ダマト主審はこれを見逃さず。この行為によってイエローカードを貰ってしまったジエリニスキは次戦ラツィオ戦を累積警告により欠場する見込み。

なんとも勿体無いことになってしまったが、ダマトさんも手厳しい…。

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