『ESPN』は「パナマ文書で名前が出ていたレアル・ソシエダは、税金の支払いは適切だったと声明を発表した」と報じた。
先日全世界を混乱に陥れた「パナマ文書」。タックス・ヘイブン(租税回避地)を使用して税金の支払いを逃れたという人物の名が書かれた膨大な書類であり、各国有名人の名前が入っていたことで大きな話題になった。
サッカー界ではリオネル・メッシなどがその疑惑をかけられており、さらにFIFAやUEFAにもそれらの活動との関与があったとも推測されている。
そして、その一つでもあるのがリーガ・エスパニョーラのレアル・ソシエダだ。2008-09シーズンにそれらの行動が行われたと考えられているのだ。
また、かつて所属していたセルビア代表FWダルコ・コヴァチェヴィッチの写真も「租税回避地を使って支払われた」人物として暴露されている。なお、彼は2008-09シーズンにはレアル・ソシエダに所属はしていない。
しかし、レアル・ソシエダは他の疑惑の人物と同じく、これらの活動に関与したという事実を否定。税金支払いの義務を遵守しており、税務当局の調査には全面的に協力すると公式に発表した。
サッカー界にも徐々に「パナマ文書」の影響は広がっている。今夏どのように捜査が進んでいくか、我々にとっても目が離せないものになりそうだ。