こちらがそのグラフだ。
これだけでは分かりづらいので、さきほど紹介した第5節までのデータと照らし合わせてみよう。
両方のグラフに相関関係はなさそうだ。つまり、さきほど立てた「シーズン序盤だから第5節までの数値は低い」という仮説は早くも崩れ去った。
それ以上に気になるのは、どちらのグラフも右肩下がり気味になっているということ。
2015年における全試合の勝率は過去10シーズン中最低となる38.6%であった。さらに、2011年あたりまではどちらも45%近い数値を記録していたのだが、それ以降の4-5シーズンでは安定的にそうした値を残せなくなっている。
もちろんまだシーズンは序盤であるし、結論を出すには早い。たまたまそういうデータが出ているだけかもしれない。
しかし、今後ももしこうした傾向が進めば…「ホームチームが勝ちにくくなりつつある」と言えるかもしれない。今後もJ1でのホームチームの結果について注目していきたい。