『Marca』は「元コロンビア代表FWファウスティーノ・アスプリージャは、レアル・マドリーがハメス・ロドリゲスをサポートしていないと話した」と報じた。
昨季レアル・マドリーに加入したハメス・ロドリゲス。初年度は活躍したものの、今季はベンチに置かれることが多くなり、警察とのカーチェイス疑惑や態度の問題などトラブルも報告されるようになった。
それらについてはジネディーヌ・ジダン監督が否定しているものの、レアル・マドリー退団の噂も多く流れており、その周辺には不穏な空気が流れている。
アスプリージャは取材に対して以下のように話し、ハメスは今季不当な扱いを受けていると語った。また、ラファ・ベニテスについては「コロンビア人が嫌いなんだろう」と答えている。
ファウスティーノ・アスプリージャ
「ハメス・ロドリゲスのパフォーマンスが、レアル・マドリーよりも代表の時の方が優れている・・・というわけではないんだ。
しかし、コロンビア代表では、彼は本当の重要性を与えられている。彼が見せることが出来る特質が必要とされている。
レアル・マドリーは、彼が必要としている重要性を与えていないんだ。彼は才能豊かであるが、まだ若い子供なんだ。しかし、彼は必要なだけの愛情をクラブからもらっていない。
カルロ・アンチェロッティからそれを受けていたとき、ハメスは彼の本当の価値を見せつけていた。今季はそのような特別な扱いを受けていないので、そのようなものを見せられていない」
「(ラファエル・ベニテス監督に問題があった?)
私は、ラファエル・ベニテスはコロンビア人に何らかの敵対心があるはずだと思っている。なぜなら、そうとしか解釈できないからだよ。
ハメスはレアル・マドリーでの初年度に特別なシーズンを過ごした。しかし、ベニテスは彼をベンチに送った。
ナポリではカミロ・スニガ、そしてドゥバン・サパタをチームから外していた。それはサッカーの面での理由だとは思っていない」
そして、先日行われたエクアドル戦を終えたハメス・ロドリゲスは、メディアに対して以下のように話した。
ハメス・ロドリゲス
「皆からサポートを受けてプレーできるときは、違いを作り出せるよ。僕は得点を奪いたかったね。しかし、この2試合には満足している」
果たしてアスプリージャの発言を知った上で口に出したのか、それとも知らずに言ったのか・・・。