レスターのある記録が85年ぶりに塗り替えられたと、地元紙『Leicester Mercury』が伝えている。
Merc_Sport: Harry Panayiotou breaks 85-year-old #lcfc record with fifth international goal:
… pic.twitter.com/DmwPWVYe4R
— Leicester Mercury (@Leicester_Merc) 2016年3月28日
その記録を達成したのは、21歳のFWハリー・パナジョトゥ。現在はレスターからスコットランド2部のライス・ローヴァーズへ貸し出されている若手選手だ。
彼はイングランド生まれだが、セントクリストファー・ネーヴィス代表としてプレーしている(カリブ海の西インド諸島の2つの島で、イギリス連邦加盟国のひとつ)。
そのパナジョトゥはアルバ代表とのカリビアン・カップでゴールをマーク(試合は2-0)、これで代表での通算ゴール数が5となった。
これは1931年以降で、レスターの選手として決めた最も多い代表チームでのゴール数になったという。
これまでの記録を持っていたのは、元イングランド代表FWアーニー・ハイン(故人)。レスター史上3位となる156ゴールを記録した彼は、1920~30年代には代表チームで4ゴールをマークした。このハインの代表4ゴールという記録は85年間破られなかったそう。
なお、ゴールが換算されるのはレスターと契約して以降。
岡崎慎司とリヤド・マフレズはレスター加入後、それぞれ代表で4ゴールを決めていたのだが、パナジョトゥが一歩先に記録を更新した形だ。とはいえ、日本代表史上3位となる48ゴールを決めている岡崎なら、きっと記録を超えられるはず。