25日、『Class FM』は「ガーナ・プレミアリーグのハーツ・オブ・オークは、八橋健一監督が倒れたという噂を否定した」と報じた。
昨年末にハーツ・オブ・オークの監督に就任した八橋健一氏。ガーナでは初めてのアジア人監督、しかもプロチームを指揮した経験がないこともあって、シーズンが始まる前から大きな批判が巻き起こっていた。
プレシーズンのキャンプや親善試合でも勝利をあげられず、一時は開幕を待たず解任という話もあったほどだった。
ところが、開幕戦でニュー・エドゥビアーズを1-0で下すと、メディーマ、エブスア・ドワーフス、ベチェム・ユナイテッド、インター・アリーズを相手に3勝1分け。
低迷する最大のライバル、アサンテ・コトコを尻目に、5試合を終えて4勝1分けという結果でリーグ首位に立つ活躍を見せているのである。
ところが25日の午前の練習に八橋健一監督は顔を見せず。そのため、「もしや彼の身に何があったのでは・・・」と噂が立ったのだ。当然、絶好調のチームを率いる人物とあって心配される事態に。
これを受けてハーツ・オブ・オークの広報を務めているオパレ・アッド氏は声明を発表。どうやら八橋監督は腰痛のチェックのために病院を訪れただけで、医師と相談の上で仕事を続けることになっているとのことだ。
オパレ・アッド
「ケンイチは大丈夫だ。彼は若干の痛みがあったため、X線検査を行うために医者へ行ったのだ。私は、何らかの衰弱があったとは思わない。
それは彼が経験していたいくつかの痛みによるものだ。それは通常の範囲内のものだよ」
なお、ハーツ・オブ・オークは本日MTN FAカップでワッサマンと対戦する予定になっている。ここでは八橋健一監督が指揮を執ることは出来るようだ。