『Star FM Online』は「ガーナサッカー連盟の副会長を務めているジョージ・アフリイーは、ハーツ・オブ・オークは優勝候補だと話した」と報じた。
昨年10月にガーナ・プレミアリーグのハーツ・オブ・オークに日本人の八橋健一監督が就任し、大きな話題になった。
アサンテ・コトコと並んで同国の名門クラブとして知られるものの、近年は資金難もあって成績が低迷し、人気に応えられていなかった。
そんなクラブの指揮官となった八橋健一氏であったが、アジア人であること、そしてプロチームでの監督経験がないことから、シーズンが始まる前から大きな批判が集まることに。
プレシーズンのリビアキャンプなどでもなかなか結果が出ず、開幕前から解任の噂が流れるほどだった。
しかし、開幕戦ではホームでニュー・エドゥビアーズを相手に1-0と勝利。さらに第2節もメディーマを相手に2-0と白星を獲得している。
さらに現地の日本人コミュニティからも大きな支援を得ることが出来、スタジアムにも観客が増加しているという。
ガーナサッカー連盟で副会長を務めているジョージ・アフリイー氏は以下のように話し、ハーツ・オブ・オークは優勝候補に返り咲いたと語った。
ジョージ・アフリイー
「彼ら(ハーツ)が彼(八橋健一監督)と契約したとき、そこには多くのノイズがあった。
私はジャーナリストの友人たちに対して言っていたのだ。批判を和らげるべきだと。彼を批判するには、まだ時期が早すぎるのではないかと伝えていた。
今彼がやっていることを見れば、ガーナの日本人コミュニティから支援を受けている。ハーツ・オブ・オークがリーグ制覇できるということに賭けてもいいと信じさせてくれるね」
なお、ハーツ・オブ・オークは本日ケープコーストのロバート・メンサー・スタジアムでエブスア・ドワーフスと第3節を戦う予定になっている。