リーガ30節、ビジャレアル対バルセロナは2-2の引き分けという結果になった。

バルサは前半時点で2点のリードを奪うも、後半に追い付かれあわやというシーンもあった。ルイス・エンリケ監督も「こうなることは分かっていた。とてもタフだったね。ビジャレアルはとてもいいチームだし、彼らのスタジアムはプレーするのにタフな場所だよ」と述べるなど、苦戦した。

一方、マルセリーノ・ガルシア監督は「多くのチャンスを作れたし、勝利に値した。全体的に我々のほうが上回っていた」となどとコメント。その言葉通りビジャレアルは開始直後からバルサゴールに迫っていた。

そのなかのひとつに、こんな場面もあった。

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自陣深い位置でボールを奪ったビジャレアルが、20秒ほどの“遅攻”でバルサゴールに迫ったシーン。

この日バルサはアンドレス・イニエスタが筋肉系のトラブルのため欠場。代わりに、アルダ・トゥランが左CHに入っていた。この場面ではそのアルダが釣り出され、ブスケツの“脇“が空き、そこに入り込んだマヌエル・トリゲロスのダイレクトパスから一気に攻め込まれた。ネイマールのポジショニングも中途半端で、メッシともどもアルダのカバーを出来なかった結果でもあった。

ビジャレアルとしては、隙を付いて崩しかけた形で、ポゼッションでは圧倒されたものの、バルサ相手にも“らしさ”を見せた。代表ウィーク明けの次節は乾貴士の所属するエイバル戦だ。

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