また、『France football』は「イングランド・プレミアリーグのアーセナルは、ニーム・オランピックのFWアントニ・クラと高度な交渉中である」と報じている。
アントニ・クラは1993年生まれの22歳。ブルキナファソにルーツを持っている。ル・マンの下部組織出身で、2013年には「フランス最小の自治体にあるクラブ」として有名になったリュゼナックに所属した経験もあるFWだ。
ル・マンが経営危機に陥ったために2013年にニーム・オランピックへと移籍し、フランス2部でプレー。これまでなかなか結果が出なかったが、今季は24試合で9ゴールとなかなかの決定力を見せており、注目を集めている。
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ル・マンの下部組織出身。2010年に開かれたUEFA U-17選手権のフランス代表メンバーの一人。
体格や細かいテクニックには恵まれていないが、単純なスピードと切れ味ある仕掛けを備えているアタッカー。裏へ飛び出していく鋭い動きが最大の武器であり、加速力で相手DFを軽く振りきってしまえるだけのアビリティがある。
ただ、繊細さがあるわけではないので、チャンスメイクにおける精度や決定力という点で問題を抱えているところもある。