『The SUN』は「前ロシア代表監督のファビオ・カペッロ氏は、イングランド代表チームはまた苦戦することになると予測した」と報じた。

2008年にイングランド代表監督に就任し、EURO2012を前にした2月まで率いていた経験を持っているファビオ・カペッロ氏。

勝利のために大きな給与で雇われていたものの、2010年のワールドカップでは失敗に終わり、それに見合うだけの結果を残すことは出来なかった。

彼はインタビューに対して『イングランドが勝てない理由は3つある』と話し、それが変わっていないために今後も苦しい戦いになると予測している。

ファビオ・カペッロ

「ここの文化は特別だ。スタジアムはとてもユニークであり、サポーターは常に最高の戦いを要求する。しかし、その強度は、国際試合を控える年には有害にもなる。

イングランド代表チームが高いレベルの大会で失敗を繰り返すことには、3つの大きな理由がある。そして、まだそれは続いており、成功を難しくさせるだろう。

まず最初に、イングランドのサッカーに深く根付いている『言い訳の文化』だ。

第2の理由は疲労。そして第3の理由は、イングランドのシャツを着る時に背負うことになるプレッシャーである。

『言い訳の文化』は、イングランドのチーム、そして選手たちが長年にわたって培ってきた固有のものだ」

【次ページ】「心理を変えなければならない」