8日、イタリア・セリエAのパレルモで会長を務めているマウリツィオ・ザンパリーニ氏が、監督のジュゼッペ・イアキーニ氏と会談したことが明らかになった。
それはまだ3試合しか現体制で戦っていないイアキーニ監督に、今週末までの猶予を言い渡すためのものと言われていたのだが・・・
なんと、その後イアキーニ監督は自らメディアに対して辞任を発表したのである。『Gianluca di Marzio』は、彼が「継続できるだけの前提条件がない」と表明し、チームを離れたと伝えた。
実際にイアキーニ氏は次の日の練習には姿を見せず、辞任は現実であることが明らかになっている。
なお、今季のパレルモはこれで監督の退任は6人目、7回目だ。
開幕~11月:ジュゼッペ・イアキーニ
11月10日~1月11日:ダヴィデ・バッラルディーニ
1月11日~1月25日:ファビオ・ヴィヴィアーニ(暫定)
1月11日~2月10日:ギジェルモ・バロス・スケロット(ライセンスなしで結局就任できず)
1月25日~2月10日:ジャコモ・テデスコ
2月10日~2月15日:ジョヴァンニ・ボージ(暫定)
2月15日~3月8日:ジュゼッペ・イアキーニ(復帰)
なお、ザンパリーニ会長は『Sportiltalia』に対して「私が解任したのは11月のイアキーニだけだ」と話しているという。
とはいえ、監督は去った。パレルモは、その後任となる指揮官を探している状況にあるという。その候補は、メディアでは3人の名前があがっている。