『Sky Italia』は「イタリア・セリエAのパレルモで会長を務めているマウリツィオ・ザンパリーニ氏は、ジュゼッペ・イアキーニ監督の解任に動いている」と報じた。
先月15日、ジュゼッペ・イアキーニ監督が4ヶ月ぶりに復帰することになったパレルモ。しかしそれからローマに5-0、ボローニャに0-0、インテルに3-1と1分け2敗という結果に終わっている。
そして、インテル戦後にイアキーニ監督とザンパリーニ会長は会談を行ったことが確認されており、その間には大きな亀裂が生まれつつあるという。
イアキーニ監督には3月13日のナポリ戦までの猶予が与えられているものの、この結果次第では僅か1ヶ月での解任に踏み切るようだ。
今季監督がころころ変わっているパレルモ。箇条書きにしてみよう。
開幕~11月:ジュゼッペ・イアキーニ
11月10日~1月11日:ダヴィデ・バッラルディーニ
1月11日~1月25日:ファビオ・ヴィヴィアーニ(暫定)
1月11日~2月10日:ギジェルモ・バロス・スケロット(ライセンスなしで結局就任できず)
1月25日~2月10日:ジャコモ・テデスコ
2月10日~2月15日:ジョヴァンニ・ボージ(暫定)
2月15日~:ジュゼッペ・イアキーニ(復帰)
今季パレルモはイアキーニ体制でスタートしたものの成績が伸びず、バッラルディーニ監督を招へい。しかしそれでも好転しなかったため、11月に解任。
そこで招へいされたのはギジェルモ・バロス・スケロットであったが、彼はUEFAのライセンスを持っていなかったため、テクニカルコーディネーターのヴィヴィアーニを暫定的に監督とする。
そして1月末にはジャコモ・テデスコを名義上の監督としたが、結局UEFAがバロス・スケロットにライセンスを発行しなかったため、そのまま正式に就任。
だが、結局成績が上がらなかったために2月10日に解任。ジョヴァンニ・ボージが暫定的に指揮を執ったところホームでトリノに敗れ、一試合で解任した。
そして最終的に呼ばれたのが、1番初めの監督であったイアキーニ氏だったわけだが、成績の方は・・・