先週末に行われたプレミアリーグの第29節、クリスタル・パレス対リヴァプール戦。

キャピタルワンカップのタイトルを逃しながらもミッドウィークにマンチェスター・シティに勝利したリヴァプールは、この日苦しい戦いを強いられた。

48分にジョー・レドリーにゴールを許し先制されると、62分にはジェームズ・ミルナーが2枚目のイエローカードで退場になったのだ。会場はアウェイのセルハースト・パークであり、逆転での4位以内を目指すリヴァプールにとっては絶対に落とすことのできない試合であった。

しかし、73分にパレスGKアレックス・マッカーシーのミスキックをロベルト・フィルミーノがカットし、これを冷静に決めて1-1の同点に。その後もアルベルト・モレノの強烈なミドルシュートがポストを直撃するなど反撃の予感を漂わせていた。

そして迎えた試合終了間際、物議を醸すシーンがあった。

後半アディショナルタイム、リヴァプールにPKが与えられたのだ。

主審を務めていたアンドレ・マリナーは一時このシーンを見逃したが、副審とのやり取りがあったのかしばらくしてPKを宣告。パレスDFダミアン・ディレイニーがクリスティアン・ベンテケを倒したと判断したのだ。

そしてこのPKをベンテケが冷静に成功させ、数的不利のリヴァプールが後半アディショナルタイムに劇的な逆転ゴールをあげた。

結局この直後にタイムアップとなり、リヴァプールは1-2で勝利。ユルゲン・クロップ監督は歓喜し情熱的に選手を出迎えたのだが…このPKのジャッジが問題になっている。

ディレイニーはベンテケに触れておらず、「ベンテケは『ダイブ』したのではないか?」と話題になっているのだ。

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