子供達にボールを配布

カンボジアの子供達にボールを届けようという運動「1Child 1Ball Project」を昨年から行っている。今年も継続予定で、すでに約5000個のボールが現地に届いているという。

クラブスローガンは「カンボジアの人々の夢と希望と勇気の象徴になる」と情熱に満ちている。その言葉通りの運動を続けているようだ。

守備陣を強化

チームは今季、新たに6選手(カンボジア人選手4人、日本人選手2人)とカンボジア人コーチが加入。ナーガ・ワールドFC(プレーオフ準優勝)からカンボジア代表経験のあるGKセイハー、DFティニー、DFオムの3選手を獲得するなど、主に課題だった守備陣を中心に補強。

※左からGKセイハー、DFティニー、FW村松、木原監督、MFボウ、DFオム

木原正和監督兼選手は以下のように語った。

「去年の上位チームと比較すると、やはり失点が多かったのでディフェンス陣を中心に補強しました。

現在練習試合では全選手を出場させて試していますが、新加入選手が既に目に見える結果を残しているので、今回の補強が今シーズンの順位に良い影響を与えることは間違いないと思います。

今季はチーム全員気持ちを一つにして昨年果たせなかったリーグ優勝を目指しています」

攻撃陣はカターレ富山から新加入したFW村松知輝がチーム合流後、4試合6得点と期待通りの活躍を見せている。他にもAEUからMFボウ、ウエスタンFCからFW定國智之を獲得、コーチに元U-19カンボジア代表監督でカンボジア人であるジーワンコーチを招き、体制として厚みを増した。

19日の開幕戦の対戦相手である強豪プノンペン・クラウンFCとはアウェーマッチになる。昨季1度も勝てなかった相手(1分3敗)に勝利することができれば波に乗れるに違いないがどうなるだろうか?試合はニコニコ生放送で19時30半からLive中継の予定だ。

【外部リンク】ニコニコ生放送@◆生放送◆カンボジアリーグ2016開幕戦 プノンペン・クラウンFC 対 カンボジアンタイガーFC

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