エリック・トヒル
「私はゴールドマン・サックスに中国で新しいパートナーを見つけられる可能性を調査するよう依頼している。
そこには1億9000万人のインテルファンがいる。そして、アジア太平洋地域には2億6400万人のサポーターがいる。
我々はそれらの数を効果的に使わなければならないのだ。もし世界のトップ10に返り咲きたいとすればね。
フットボールのシステムにおける中国のマーケットが持つ可能性は巨大だ。そのため、私はゴールドマン・サックスに潜在的なパートナーを探すように依頼した。
我々はともに働く必要がある。彼らは私よりも市場をよく知っている。
そして、明らかに我々は中国だけを見ているわけではない。他の国のパートナーも探すことが出来る。
例えば、我々はサウジアラビア、中国、アメリカにインテルのアカデミーを設立している。商業的なパートナーを探すとしても、何も奇妙なことはない」
「インテルは、単に選手を売り買いすることだけに依存していてはいけないんだ。
我々は商業的な事業を拡張して、さらに国際的なクラブになる必要がある。この二年はその進展を見せてきた。
ヨーロッパの他の国を見れば、テレビ放映権料の次に大きい収入源は商業的なものであることが分かるはずだ。
セリエAがプレミアリーグより劣っているのは、イングランドのサッカーは全世界で、世界規模でそれを進めているということだ。
イタリアのリーグも、同じようにそうする必要がある」
こちらも中国の影! インテル会長、極東への株式売却を狙う
Text by 石井彰(編集部)
カズに憧れて全身赤のスーツを買ったことで校内一の人気者になったが、中身が伴わず一発屋で終わったというエピソードを持つ島根県出身のエディター。その影響か赤いチームを好み、ヴァランシエンヌ、レイションエス、ノッティンガム・フォレストなどを応援している。
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