1971年5月 アーセナル 2-1 リヴァプール
1971年のFAカップ決勝戦、10万人を集めたウェンブリーで両チームは対戦した。非常に厚い気温の中で行われた試合は、0-0のままで延長戦となった。
92分にリヴァプールのMFスティーヴ・ハイウェイが先制点をようやく決めるも、101分にアーセナルのエディ・ケリーが同点ゴールを奪取。両者譲らず時間が過ぎた。
そして試合が決まったのは111分だ。選手が次々と痙攣を起こす過酷な環境の中、アーセナルのFWチャーリー・ジョージが決勝点を奪取した。
1979年8月 リヴァプール 3-1 アーセナル
ビル・シャンクリーの退任後後を継いだボブ・ペイズリーが率いるリヴァプールは、本拠地アンフィールドで3年間無敗という圧倒的強さを誇った。
1979年のチャリティ・シールドは、リーグ王者であったリヴァプールと、FAカップを制覇したアーセナルの間で争われた。
9万人以上の観客が詰めかけたウェンブリーで、当時の盟主は力を発揮。テリー・マクダーモットが2得点、ケニー・ダルグリッシュが1得点を決め、アーセナルを撃破した。