『Hamburger Morgenpost』など各メディアは「失踪していた元コートジボワール代表DFステーヴ・ゴウリは、ライン川で水死体となって発見された」と報じた。
ステーヴ・ゴウリは1981年生まれの34歳。かつてはパリ・サンジェルマンの下部組織で育成され、イスラエルやスイス、イタリア、イングランド、ギリシャなど様々な国でプレーしたセンターバックである。
2008年アフリカネイションズカップ、そして2010年ワールドカップではコートジボワール代表の一員として大会に参加した経験も持つ。
今季はドイツの4部に所属するTSVシュタインバッハでプレーしていたが、12月11日に行われたクラブのクリスマスパーティで「パリの家族に会いに行く」と仲間に伝えた後行方が分からなくなった。
家族によって捜索願が出され、警察が調べたところ彼の家にお金や携帯電話が全て残されていることが確認された。
監督や仲間の証言によればゴウリは女性関係に悩んでいたとのことで、自殺の可能性もあるのではないかと心配されていたところだった。
ゴウリの遺体はライン川で発見され、現在は薬物摂取の可能性がないかどうかを検査している最中であるとのこと。
今のところは死因ははっきりと分かっていないようだが、何らかの暴力が加えられた兆候はなく、殺人の可能性については低いとのことだ。
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ