『Gazzetta dello Sport』は「12月半ばから行方不明となっている元コートジボワール代表DFステーヴ・ゴウリの家族や友人が、最悪の事態を恐れている」と報じた。

ステーヴ・ゴウリは1981年生まれの34歳。パリ・サンジェルマンの下部組織で育成された後、イスラエルやスイス、イタリア、ドイツ、イングランド、ギリシャなど各国でプレーしたセンターバックである。

コートジボワール代表としては2008年のアフリカネイションズカップ、2010年のワールドカップにも招集されていた名DFの一人だ。

今季はドイツの下部リーグのクラブ、TSVシュタインバッハでプレーしていたのだが、12月11日にクラブのクリスマスパーティーに参加した後に姿を消した。

本人は「パリの家族に会いに行く」と話していたとのことだが、その後彼の姿は誰にも確認されていない。火曜日にはクラブ側がそれを認識し、家族も彼の捜索願を警察に提出した。

TSVシュタインバッハの監督を務めているトーマス・ブルダリッチ氏は以下のように話し、彼が女性関係の問題を抱えていたことを明かしている。

トーマス・ブルダリッチ監督

「彼はパリで家族と会うと言っていたが、フランスの首都には到着していない。私が知っている限りでは、彼は女性関係の問題を抱えていた」

記事によれば、不適切な交友関係の中で薬の問題を抱えていたのではないかという憶測も飛んでいるとのことだ。

デュッセルドルフ警察は彼の家に携帯電話が残されていることも発見しており、自殺の可能性があるのではないかとも心配されている。

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